一見すると良さそうな表面板であってもたった1年で音が潰れる松の楽器もあり、逆に数十年た |
っても全く年月を感じさせない杉の楽器もあります。表面板の木目の間隔が詰まった材料が良い |
と思いがちですが、木目が詰まって良さそうでも、実際には材質にネバリや力がなく、短期間で |
腰抜けになる材料もあります。メーカーではある程度材料を寝かせ自然乾燥させてから使用する |
ものですが、どの程度乾燥させているてかが問題です。乾燥させる期間はメーカーにより様々で |
、乾燥が足りないものは音そのものが良くないだけでなく、木材の収縮率が大きい為、板割れの |
原因になります。 |