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 クラシックギター専門店ギターライフ社

 MENU クラシックギターの見方・選び方 クラシックギターの表面板 @ クラシックギターの表面板 A

クラシックギターの見方・選び方
 
 
┃松
音の決め手の全てといっても過言ではないのが表面板です。
クラシックギターの価値はこれできまります。クラシック
ターの響板「表面板」には一般的に松[スプルース]も
しくは杉[セダー]が使われています。写真右は[松材]
です。製材したての材料はヤニの成分や多くの水分を含ん
でおり、そのままでは使えません。
   
 
表面板は一般的に数年自然乾燥させてから使いますが、それ以上乾燥させると自然焼けして材料
にシミのような模様が出ます。このような状態は長年乾燥させている証のようなもので、時折グ
レードの高い楽器に使われているのを目にします。
松材は杉材に比べ白あるいは黄色味がかっているものが多いですが、松材は年月を経ることで自
然焼けして杉材と同じ様な色に変化します。色だけでは“松”“杉”の判別がつかない場合もありま
す。原木の[根]に近い部分は不規則な模様が入っています。異様に見えますが、材質的にネバリ
があり、響版として優れたものもあります。見た目が良く模様が整っていることが良い材料とい
う定義付けはできません。
 
 
「杉は松に比べ寿命が短い」という意見があります。全く
の偏見であり、表面板の耐用年数は材料そのものの“ねばり”
の特性や板厚のとりかたなどに起因するところが大く、
料の種類だけで楽器の寿命は決まりません。
真右は[杉材]です。材料の質としては腰が強く、力強い
音を想像させるような上質な素材です。
 
   
 
クラシックギターの表面板  
 
 
 
 
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