クラシックギターの塗料はラッカー、カシュー、ウレタン、セラック、等があります。カシュ |
ー、ウレタンは原材料が樹脂系の塗料で塗膜が丈夫で作業性も良く、耐用年数が長いことから |
多くのメーカーが採用しています。塗装は薄すぎればその役割を満たさなく、厚すぎると別の |
問題が発生します。塗膜は厚すぎるとクラッキングを起こすことがあります。同時に厚すぎ |
る塗装は音にも悪影響を及ぼします。中には本来の「木」の音が打ち消され、塗料の音が |
しているような塗装の楽器を見かけることもあります。どのような塗料であっても塗膜が |
厚すぎることは音には良くありません。塗装は極めて専門性が高い分野ですので、補修などを |
御自身で試みることは避けたほうが良いと思います。 |
セラック塗装 |
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┃板に割れが無い状態で塗膜が割れることがあります。 |
塗装のクラック |