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 クラシックギター専門店ギターライフ社
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TROUBLE SUPPORT
 
糸巻のトラブル
 糸巻は消耗品です。長期間使うことでギアー部分が消耗
 して糸巻として機能しなくなります。又、プラスチッ
 ク製のポストローラーは劣化して割れます。糸巻の
 用は使用頻度にもよりますが、通常10〜20年位です。
 不具合の実例
 
 弦を巻き上げる時キシミ音が出ることがあります。原因は
 糸倉の加工や仕上げが粗雑であることが最も多いです。キ
 シミ音が出る ということは糸巻に大きな負荷が係って
 いるということです。放置せず糸倉を修正することを
 勧めます。.楽器の製作段階での糸倉の角度や形状に問
 題がある場合もあります。この場合は糸倉を改修する
 ことで解決します。ット溝良が原因で糸巻不良
 のようなキシミ音が出るともあります。この場合は
 ナット溝の修正、又はナット交換が必要です。中南米
 で製作されている糸巻の中には度が悪い為、新品の時
 からスムースに巻くことができなような製品もあり
 ます。
 
┃糸巻の交換
 現在、糸巻のサイズは3連の35oが主流ですが、過去に製
 作された楽器のなかには単式の糸巻や、3連でも36o 37o
 39o 39.5oなどがあります。30年位前、日本製の糸巻は
 “39o”と“39.5o”が多く製作されていまた。それより以
 前は単式の糸巻が採用されていた経緯があります。
 
 
現在35o以外の糸巻は肢が少なく、中には現在製作されていないサイズの糸巻も
ります。単式のや稀少サイズの糸巻でも糸倉を改修することや、現状の穴を塞いで
穴を開け直すこで現在の糸SETすることが可能です。
御自身で糸巻の取り付けをする場合は糸巻のサイズを正確に測ってから購入していただきたい
と思います。サイズが同じでもポストローラーの規格が異なることがあります。同一メーカー
で同一の品番でもそのようなことがあります。この場合は糸倉の改修が必要です。糸巻をヘッ
ドに固定するビスの位置が異なる場合は現状のビス穴を塞ぎ、ビス穴を作り直す作業をするこ
とになります。
 
 糸巻のサイズの測り方
 
 
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