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ネックの反り
 クラシックギターのネックには数10kgのテンションがかかっている事や湿度変化によることで
 正逆両方に反こるとがあります。ストレートなネックと比較してネックの両端が弦の張力に順ず
 るように曲がった状態を“順反いり”といます。それに対しネックの中央部が盛り上がった態を
 “逆反り”といいます。ネックは必ずしも全体が均等に曲がるとは限りません。部分的に変形した
 り、時にはスネーク状態になることもあります。張力が強い低音弦側がより大きくることも
 ります。ネックが順反りすると弦高が高くなり、弦を押さえ難くなります。順反りの度合いが
 大きいとチューニングが合わなくなることもあります。逆反りは音がビリつきくなります。
 ック反りは程度によって修理方法が異なることから、症状に合った修理施すことが肝要
 です。
 
 
 ネックの逆反りは程度が僅かでも音がビリつき易くなりま
 すから修正しなければなりません。順反りの場合は弾きづ
 らくなる為、逆反り同様に要修理ですが、程度が僅かであ
 ればあまり気にすることはありません。僅かな順反りは問
 題ありません。ネック反りは湿度の変化に伴うもの、又ネ
 ックや指板の材料的な特性によることが多いですが、メ
 カーの材料管理の問題やフレットの打ち方など製作段階に
 原因がある場合もあります。
 平均湿度が低い欧州で製作されたギターは多湿な日本では
 ネックが順反りすることが多くあります。その理由はネッ
 ク材として使われる[マホガニー]は指板に使われる[エ
 ボニー][ローズウッド]との収縮率の違いが大きい為で、
 楽器が加湿されると[マホガニー]の方がより膨張してネ
 ックが順反りします。
 
 
 
 
 
 上記に反し南米など多湿な条件下で製作された楽器は日本では乾燥されることにより、[マ
 ガニー]が縮みます。指板はあまり動きませんから、収縮率の差からネックは逆反りします。
 の際、フレットの端が指板から出たりフレットが浮くこともあります。時には指板が割れること
 もあります。
 
ネックの見方
 ネックの状態はヘッド側から見ます。見る位置を指板から少し離し、ナットから19フレットに
 かけて全体を見るようにします。同一のメーカーの楽器でも製作された時期によってはネック
 反りの方向が順反りになったり逆反りになるなど正反対の動き方をします。その理由は製作後
 の湿度環境が大きく変わる為で、自然界の湿度を一定させない限りネックが木材である以上ネ
 ック反りは避けることはできません。
 ネック反りの修理
 
 
 顕著なネック反りの場合は楽器全体
 が動いたということですから、併発す
 る可能性が大きい“力木剥がれ”“板
 割れ”などをチェックすると良いです。
 
 
 
 
 
 
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